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TKC全国会の基本理念である「自利利他」について
TKC全国会創設者飯塚毅は次のように述べています
大乗仏教の経論には「自利利他」の語が実に頻繁に登場する
解釈にも諸説がある
その中で私は「自利とは利他をいう」(最澄伝教大師伝)と
解するのが最も正しいと信ずる
仏教哲学の精髄は「相即の論理」である
般若心経は「色即是空」と説くが、それは「色」を滅して「空」に至るのではなく
「色そのままに空」であるという真理を表現している
同様に「自利とは利他をいう」とは、「利他」のまっただ中で
「自利」を覚知すること、すなわち「自利即利他」の意味である
他の説のごとく「自利と、利他と」といった並列の関係ではない
そう解すれば自利の「自」は、単に想念としての自己を
指すものではないことが分かるだろう
それは己の主体、すなわち主人公である
また、利他の「他」もただ他者の意ではない
己の五体はもちろん、眼耳鼻舌身意の「意」さえ含む一切の客体をいう
世のため人のため、つまり会計人なら、職員や関与先
社会のために精進努力の生活に徹すること
それがそのまま自利すなわち本当の自分の喜びであり幸福なのだ
そのような心境に立ち至り、かかる本物の人物となって社会と
大衆に奉仕することができれば、人は心からの生き甲斐を感じるはずである

NEW 2026.4.2 コラム更新致しました